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金銭債務は債務の金額を計上します。金銭債務とは、金銭の支払いを目的とする債務をいい、「支払手形」、「買掛金」、「借入金」、「社債(私募債を含みます)」等を含みます。なお、金銭債務は網羅的に計上します。
●会計処理のポイント
(1)
支払手形、買掛金、借入金その他の債務には、債務額を付さなければなりません。 (2)
払込みを受けた金額が債務額と異なる社債は、償却原価法
に基づいて算定された価額をもって貸借対照 表価額とします。償却原価法とは、金融負債を債務額と異なる金額で計上した場合において、当該差額に相当 する金額を償還期に至るまで毎期一定の方法で取得価額に加減する方法をいいます。
●貸借対照表への表示方法

デリバティブの取り扱い
デリバティブ取引により生じる正味の債権及び債務は、時価をもって貸借対照表価額とし、評価差額は、当期の損益として処理します。
ただし、金融機関からの融資と組み合わせて金利スワップ契約を締結した場合において、下記の一定の要件を満たしている場合は時価評価しません。

個別注記表の貸借対照表に関する注記として、次のように記載します。
【関係会社に対する金銭債務】
短期金銭債務 ×××万円
長期金銭債務 ×××万円
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