 | 注記とは、決算書を読む際に参考となる情報などを補足するもので、これらを一覧にしたものが、個別注記表です。重要な会計方針に関する注記等、決算書を読む際のヒントがたくさん詰まっています。
会社計算規則では、重要な会計方針に係る事項に関する注記等の項目に区分して、個
別注記表を表示するよう要求されており、かつ、それら以外でも貸借対照表、損益計算
書及び株主資本等変動計算書により会社の財産又は損益の状態を正確に判断するため
に必要な事項は注記しなければならないとしている。したがって、これらの規則に従い
注記を行うことが必要である。
●会社形態による必要注記項目
会計監査人設置会社以外の株式会社（公開会社を除
く）の個別注記表（①）や会計監査人設置会社以外の
公開会社の個別注記表（②）については、以下の表のと
おり注記を要しない項目が規定されています。
（注記を要求される項目／○、注記を要求されない項目／×）
�� 重要な会計方針に係る事項に関する注記。
例）資産の評価基準等
�� 会計方針の変更に関する注記。
�� 表示方法の変更に関する注記。
�� 誤謬の訂正に関する注記。
�� 株主資本等変動計算書に関する注記。
例） 事業年度末日の発行済株式の数等
�� その他の注記。
●個別注記表の様式例
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