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標準項目名 |
項目の主な内容(例) |
状 況 |
1 |
基本情報(受付,利用者等基本情報) |
受付日時
受付対応者 受付方法 氏名 性別 生年月日 住所電話・連絡先 家族等 |
平成11年2月1日 生活相談員 来所 A 女 大正3年 K市000−0000 複合(2世代世帯) |
2 |
生活状況 |
現在の生活状況
生活歴 |
老人保健施設を利用中
痴呆症状が進行し,退所後の在宅生活が難しい。25歳時に結婚,3子をもうける
主婦として生活,外で仕事をした経験はない。信仰心が篤い
次男宅での生活から,長男宅に転入してから閉じこもりがちになり,デイサービスを利用したが,その後徘徊が激しくなり,自宅での介護が困難になる |
3 |
利用者の被保険者情報 |
介護保険 医療保険 生活保護 身体障害者手帳の有無 |
K市(住所地特例) 国民健康保険本人 × × |
4 |
現在利用している サービスの状況 |
介護保険 介護保険以外 |
介護老人福祉施設(特養入所) 平成11年6月1日入所 |
5 |
障害老人の 日常生活自立度 |
J1・2,Al・2,B1・2,C1・2 |
B−2 |
6 |
認知症老人の 日常生活自立度 |
場J,場Ka・b,場La・b,場M,M |
場M |
7 |
主訴 |
主訴や要望 |
本人は,痴呆症が重度のため,意思確認が難しい。家族は,在宅での介護が困難であり,継続して施設入所を希望している |
8 |
認定情報 |
要介護状態区分 審査会意見 支給限度額 |
要介護状態区分 場N × × |
9 |
課題分析 (アセスメント)理由 |
初回,定期,退院退所時等 |
抑制廃止に向けての取り組みのため |
10 |
健康状態 |
既往歴 主傷 病症状 痛み等 |
糖尿病,気管支炎,貧血,老人性痴呆症,便秘(緩下剤を常用しているため,軟便の状態)。本人は具体的に不調を訴えられない。血糖値のコントロールはできている(要モニタリング) |
11 |
ADL |
寝返り
起き上がり
移乗
歩行
着脱衣
入浴
排泄 等 |
自力で可能 つかまらなくても可能 一部介助 介助にて可能(移動に関しては,歩行不安定,危険の認知能力,回避能力に乏しく,非常にリスクが高い) 広範囲の介助が必要 介助入浴
日中はトイレ誘導,夜間はおむつを使用(トイレ誘導は,介護者が離れると転倒の危険があり,排泄介助中はその場を離れず,見守りが必要) |
12 |
IADL |
調理 掃除 買物 金銭管理 服薬状況 等 |
できない
できない
できない
できない(施設で管理)
自己管理できず全介助(グリミクロン1錠,グラマリール502錠) |
13 |
認知 |
意思決定の為の認知能力 |
認知症のため,周囲をどのように認知しているか判断できない |
14 |
コミュニケーション能力 |
意思の伝達 視力
聴力 等 |
自分の意思を伝えられない
視野狭窄,白内障等があるが,日常生活に支障はない
やや難聴,左側の耳が聞こえにくいが,日常生活に特に支障はない |
15 |
社会とのかかわり |
社会的活動への参加意欲 社会とのかかわりの変化
喪失感,孤独感 |
周囲の状況に興味を示さず,無関心であるように見受けられる
終始独語があり,関わると,簡単な会話はできる
喪失感,孤独感はわからない |
16 |
排尿,排便 |
失禁の状況 排尿排泄後の後始末 コントロール方法 頻度 |
常に尿失禁があり
下着の上げ下ろし,後始末は全介助
3日間排便がなければ緩下剤投与
排便は3日に1回,排尿間隔は把握困難 |
17 |
褥瘡,皮膚の問題 |
褥瘡の程度 皮膚の清潔状況等 |
皮膚疾患は特に今のところない |
18 |
口腔衛生 |
歯 口腔内の状態 口腔衛生 |
現在,義歯を使用していない 口腔内の状態は良好 ガーゼで清拭
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19 |
食事摂取 |
栄養 食事回数 水分量等 |
1400〜1600Kcal(間食含む) 3食/日(及び間食1回) 1.5L摂取を目標に介助 |
20 |
問題行動 |
暴言暴行 俳個 介護の抵抗 収集癖 火の不始末 不潔行為 異食行動 等 |
× 時々帰宅願望で徘徊あり 抑制時には介護に抵抗あり × × × × 昼夜逆転することが多く,睡眠のコントロールが難しい。夜間せん妄が出現する
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21 |
介護力 |
介護者の有無 介護者の介護意思 介護負担 主な介護者の情報 |
施設での介護
不意の立ち上がりが見られ,転倒の危険性が大きい |
22 |
居住環境 |
住宅改修の必要性 危険箇所 現在の居住環境 |
ベッドを使用(スタンダード) 転落予防のために床にマットを敷いている |
23 |
特別な状況 |
虐待 ターミナルケア 等 |
施設でのターミナルケアを希望している |