|
MAN (人間) |
MACHINE (物、機械) |
MEDIA (環境) |
MANAGEMENT (管理) |
具体例 |
身体的状況、心理的・精神的状況、技量、知識 |
強度、機能、配置、品質 |
気象、地形、施設、設備、マニュアル、チェックリスト |
組織、管理規定、運行計画、教育・訓練方法 |
具体的要因 (4M) |
患者とIVHのバッグの氏名確認が不十分であった(看護婦A、B双方)。 |
2つの薬品の商品名とパッケージが類似。バッグへの患者名表示がフルネームではなかった。 |
IVHが早めに終了したため、Aが実施すべきものをBが実施。勤務交代前後であった。 |
看護婦Bが実施したことをAに報告していなかった。 |
EDUCATION (教育・訓練) <例> 知識、実技、 人格、管理 |
氏名確認の具体的方法を再教育する(ネームプレートやネームバンドで本人確認)。 |
薬品準備の際には3回確認の徹底を職員教育内容に盛り込む。 フルネームで表示することを職員に周知。 |
勤務交代時の業務のあり方について再検討の上、職員に周知(IVH追加時間の調整など)。 |
受け持ち以外の人が業務を行った場合の連絡・報告・記録の方法を再確認し職員に周知。 |
ENGINEERING (技術・工学) <例> 自動化、表示・警報、 多重化、品質改善 |
患者の了解を得て、入院時からネームバンドを装着。 |
類似した商品名やパッケージについて、誤認防止の工夫を製造元に依頼。 |
|
|
ENFORCEMENT (強化・徹底) <例> 規定化、手順の設定、 注意喚起、キャンペーン |
報告書を提出させ注意を促す。 氏名確認方法(ネームプレート、ネームバンド)について、マニュアルに盛り込む。 |
類似薬品をリストアップし、保管場所に誤認注意を表示する。 薬品準備の際の確認・氏名表示方法をマニュアルに盛り込む。 |
勤務交代時の業務のあり方について再検討(IVH追加時間の調整など)。 |
受け持ち以外の職員が業務を行った場合の連絡・報告・記録の方法をマニュアルに盛り込む。 |
EXAMPLE (模範・事例) <例> 模範を示す、 事例紹介 |
改訂したマニュアルを配布し、行動変容を促す。 |
改訂したマニュアルを配布し、行動変容を促す。 |
勤務交替時や受け持ち以外の人が業務を行う場合に、ミスを起こしやすい事例として紹介し、再発防止を呼びかける。 |
改訂したマニュアルを配布し行動変容を促す。 |